『考えないようにする』静岡市5か所を平日に歩く

『考えないようにする』静岡市5か所を平日に歩く 聖地巡礼
『考えないようにする』静岡市5か所を平日に歩く
This post can be read in about 8 minutes.

この記事は、平日に行く人のためのものです

『考えないようにする』は、2023年8月23日発売の33rdシングル『おひとりさま天国』に収録された5期生曲です。MVは全編が静岡市内で撮影されていて、静岡市が公式サイトで撮影場所を5か所、名前を出して公開しています。

つまりこの5か所は、ファンの推測ではなく自治体が認めたロケ地です。聖地巡礼の記事としては、かなり珍しく足場が固い題材です。

ただ、ひとつ条件があります。5か所のうち静岡市役所本館だけは、中に入れるのが平日の日中だけです。 静岡庁舎の開庁時間は月曜から金曜の8時30分から17時15分までで、土日祝と年末年始は閉まっています。

11月5日は木曜です。この記事を平日に出しているのは、そういう理由です。土日に静岡へ行く予定なら、市役所は外観だけ見る前提で組んでください。

もう一つ、今日の夕方に動くことがあります。11月23日(月・祝)の愛知の前夜祭に入るための整理券は、今日18時から受付が始まり、締切は11月8日(日)23時59分です。申し込みの手順は前夜祭4会場の整理券|締切は2週間半前にまとめています。

5か所の一覧

静岡市公式が挙げているのは次の5か所です。

場所所在地最寄り
旧エンバーソン住宅駿河区池田2864-52静岡駅からバス圏
静岡市役所 本館葵区追手町5-1静岡駅から徒歩圏
駿河区用宗(用宗駅・用宗漁港など)駿河区用宗JR用宗駅
静岡県立美術館駿河区谷田53-2JR草薙駅・静鉄県立美術館前駅
安倍川河口駿河区(安倍川の河口部)JR安倍川駅

市公式のページでは、用宗について「JR用宗駅、持舟城跡、用宗漁港など」と具体的な地点まで添えられています。県立美術館については、地元紙がロダン館の「地獄の門」前での群舞を報じています。

5か所は静岡駅を真ん中に置くと、北(葵区の市役所)・東(草薙)・南西(用宗・安倍川)に散っています。全部つなぐなら、静岡駅を何度か通る前提で考えたほうが早いです。

回る順番は、市役所を朝に置くと決まります

市役所に入れる時間が平日の日中だけなので、ここを先に置きます。残りは駅から電車で動ける場所なので、あとに回しても困りません。

時間帯動き
午前静岡駅 → 徒歩で市役所本館。開庁直後は窓口が混むので、9時台後半のほうが落ち着いています
昼静岡駅へ戻り、東海道線で用宗。漁港で昼食
午後前半用宗から1駅戻って安倍川。河口へ
午後後半静岡駅経由で草薙へ。県立美術館ロダン館(入室は17時まで)
夕方静岡駅に戻る

この順番の理由は、県立美術館の入室が17時までで、1日のうちで一番あとに置けないからです。 美術館を先に入れると、市役所の開庁時間と食い違います。

旧エンバーソン住宅は、この表に入れていません。理由は後述します。

逆回り(美術館を午前・市役所を午後)も可能です。市役所は17時15分まで開いているので、草薙から戻る時間を計算できるなら成立します。ただ、静岡駅から草薙を経由して葵区へ戻る動きになるので、移動の重複は増えます。

① 静岡市役所 本館

葵区追手町の、ドーム屋根が載った建物です。1934年(昭和9年)の竣工で、設計は中村與資平。国の登録有形文化財に登録されています。ドームは「あおい塔」と呼ばれています。

役所がロケ地というのは意外に思うかもしれませんが、見れば納得します。玄関ホールと階段まわりは、庁舎というより古い洋館です。

静岡市が公開している資料では、撮影ができる場所として中庭と本館玄関ホール(ステンドグラス前の階段)が挙げられています。ただし、ここは実際に人が働いている建物です。窓口へ用事がある人の動線をふさがないことが、この場所での最低条件になります。

3階の議場は、いまも議会で使われています。見学できる範囲は日によって変わるので、当日の案内に従ってください。1階には市民ギャラリーもありますが、開館時間と休館日は変わる可能性があるため、市の公式サイトで確認してから行ってください。

② 静岡県立美術館 ロダン館

地元紙が報じているのは、ロダン館の「地獄の門」前で踊るカットです。ロダン館は、ロダンの彫刻を集めた吹き抜けの大きな展示室で、「地獄の門」はその中にあります。

  • 開館時間: 10時から17時30分まで(入室は17時まで)
  • 休館日: 月曜(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
  • 収蔵品展の観覧料: 一般500円、70歳以上と大学生以下は無料

ロダン館の券は本館と共通の扱いになっています。企画展は別料金で、時期によって内容と金額が変わります。

アクセスは2通りあります。JR草薙駅南口(県大・美術館口)からバスで約6分(200円)、徒歩なら約25分。静鉄の「県立美術館前駅」からはバスで約3分、徒歩約15分です。静岡駅北口の11番のりばから直接行く「県立美術館線」もあり、こちらは約30分・430円です。

徒歩で行く場合は、最後が登り坂だと知っておいてください。 駐車場から正面入口までの道は「彫刻プロムナード」と呼ばれる坂道で、ここだけで約10分かかります。屋外の彫刻を見ながら歩けるので悪い道ではありませんが、時間の見込みは足しておく必要があります。

③ 駿河区用宗

静岡駅から東海道線で約6分。MVの舞台としては、駅前と漁港の両方が挙げられています。市公式が「JR用宗駅、持舟城跡、用宗漁港など」と書いているので、駅を降りた時点でもうロケ地の中にいることになります。

用宗漁港までは駅から徒歩10分前後です。漁港は、しらすで知られています。漁協の直営店「どんぶりハウス」では生しらす丼を出していて、住所は駿河区用宗2丁目18-1(用宗漁港内)、営業時間は11時から14時まで。週末は行列ができるそうですが、平日に回るこのコースでは、ここが一番ありがたい時間帯になります。

ただし生しらすは、その日の漁がなければ出ません。天候による休業もあります。これを目的にするなら、当日の営業を電話で確認してから向かうのが確実です。

漁港の一角には「用宗みなと温泉」もあります。1日の最後に寄るなら選択肢になりますが、その場合は美術館を午前に回す順番に組み替えてください。

④ 安倍川河口

用宗駅から静岡方面へ1駅戻ると、安倍川駅です。5か所のうち最後の1か所、安倍川河口はこの駅側から向かいます。

市公式のページには「安倍川河口」としか書かれていません。具体的にどのカットがここなのかは公表されていないので、この記事でも「河口のどこか」までにとどめます。

駅から河口までは、川沿いを海の方向へまとまった距離を歩きます。 距離感は地図で先に確認してください。河口部は堤防と砂礫の河原で、日陰がなく風が通ります。11月だと、晴れていても川風は冷たいです。

静岡市の名物に安倍川もちがあります。徳川家康の逸話が残る和菓子で、名前のとおりこの川に由来します。河口まで来たなら、土産としてはこれが筋が通っています。

1人で平日に回った帰りに買って帰るなら、個包装の詰め合わせが扱いやすいです。駅や売店で見つからなかったときのために、通販の形も置いておきます。

👉 【Amazon】安倍川もち(きな粉もち2個・あんこもち2個)×4パック

⑤ 旧エンバーソン住宅は「行けたらラッキー」枠

駿河区池田にある、静岡市指定文化財の西洋建築です。宣教師や牧師の住まいとして使われてきた建物で、市公式のロケ地リストにも名前が入っています。

ここを1日の予定に組み込んでいないのは、通常の公開日と公開時間が公表されていないからです。 市のページには、過去のイベント開催日について入場できるエリアの制限が書かれているだけで、普段いつ入れるのかは読み取れませんでした。

5か所コンプリートを名乗りたい気持ちは分かります。ただ、ここは運の要素が入る1か所です。

朝イチで市役所に入るなら、前泊が現実的です

ここまでの順番は、午前中に市役所本館に入ることを前提に組んでいます。遠方からだと、これは当日移動だと難しい日程です。静岡着が昼を回ると、美術館の入室時刻(17時まで)との兼ね合いで、どこかを削ることになります。

前泊するなら、静岡駅のそばに取るのが一番素直です。5か所のうち市役所は駅から徒歩圏、県立美術館は草薙へJR1本、用宗と安倍川も東海道線1本。静岡駅を起点にすると、5か所すべてに乗り換えなしで届きます。

私が静岡で前泊するときに一番楽だと感じたのは、駅の北口を出てすぐの1軒です。

ホテルアソシア静岡(JR静岡駅北口から徒歩1分。このエリアでは標準的な価格帯で、朝イチで市役所へ向かうならここが一番動きやすいです。有料のコインランドリーがあります)

👉 【楽天トラベル】ホテルアソシア静岡の宿泊プランを見る

大浴場はありません。風呂で疲れを取るつもりなら、用宗みなと温泉を午後に挟む組み方のほうが合います。

静岡県のロケ地は、もう1本つながります

静岡県内では、熱海と御殿場にもロケ地があります。こちらは市も曲も別で、1日でまとめて回れる距離ではありません。静岡市とは別の旅として考えてください。

11月上旬の静岡は、昼は歩けば汗ばむ日もありますが、河口と草薙の坂では風が通ります。羽織るものを1枚持つかどうかで、夕方の体感が変わります。この時期の装備は遠征の秋冬装備|10月からの持ち物リストにまとめています。

現地でのマナー・注意

  • 市役所本館は働いている建物です。窓口と通路をふさがないでください。
  • 美術館の展示室は、撮影の可否が作品ごとに違います。館内の表示に従ってください。
  • 漁港は作業場です。船と漁具には近づかず、関係者の動線に入らないでください。

まとめ

  • 5か所は静岡市公式が撮影場所として公開しているロケ地です。推測ではありません。
  • 市役所本館に入れるのは平日の8時30分から17時15分まで。土日祝は外観だけになります。
  • 1日の形は「午前に市役所、夕方に県立美術館ロダン館(入室17時まで)」で決まります。
  • 旧エンバーソン住宅は通常の公開日が公表されていません。行くなら事前に歴史文化課へ問い合わせてください。
  • 午前に市役所へ入るなら前泊が現実的です。静岡駅起点なら5か所すべてに乗り換えなしで届きます。

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。


この記事を書いた人
てんこ盛男(NOGITABI ONLINE 編集長・乃木坂46好きの中の人)
乃木坂46を結成時から応援してきたライブ遠征と聖地巡礼を趣味にしています。


Copied title and URL