はじめに
福岡公演まであと2日。せっかく九州まで来るなら、その先に足を伸ばしてみたくなりませんか。
この記事では、九州と沖縄で撮影された乃木坂46メンバーの写真集を、タイトル・撮影地・撮影時のエピソードとセットで紹介します。以前まとめたMV撮影地【九州・沖縄編】とは別の切り口で、写真集の1ページに残った風景を追いかけていきます。公演の後泊を1日延ばす価値がある場所ばかりです。

松村沙友理『次、いつ会える?』— 宮崎県
まず紹介したいのが、松村沙友理さんの乃木坂46卒業記念写真集『次、いつ会える?』(2021年7月・マガジンハウス)です。この一冊のロケ地に選ばれたのが宮崎県でした。
なぜ宮崎だったのか。松村さんは2012年、3rdシングル「走れ!Bicycle」のキャンペーンで宮崎を訪れています。その時の記憶がずっと忘れられず、卒業記念写真集の撮影地をどこにしたいか聞かれたとき、一番に「宮崎」と答えたそうです。9年越しの再訪が、グループを離れる節目の一冊になった。この背景を知ってから写真を見ると、写っている風景の意味が変わってきます。
宮崎は日南海岸の青い海と亜熱帯の植物、そして高千穂の山あいという、まったく違う表情を併せ持つ県です。福岡からは高速バスで4時間半前後、飛行機なら1時間ほど。1泊すれば十分に回れる距離です。

北野日奈子『希望の方角』— 鹿児島県・種子島
北野日奈子さんの2nd写真集『希望の方角』(2022年2月8日・白夜書房)は、鹿児島から種子島、そして那須と東京で撮影されました。九州パートの内容が、旅ごころをかなり刺激します。
鹿児島では、日本最大級とされる温泉や砂蒸し風呂を体験するカットが収められています。さらに、桜島へ向かうフェリーの場面も。観光地を撮影背景として借りるのではなく、実際に旅をしている流れがそのまま写っているのがこの写真集の魅力です。
そして種子島。ビーチでのカットに加えて、この写真集には特別な一枚があります。種子島宇宙センターから打ち上げられたロケットとの2ショット撮影に成功しているのです。タレント写真集としては史上初と紹介されました。狙って撮れるものではなく、打ち上げのタイミングと撮影日程が噛み合った偶然の産物。「希望の方角」というタイトルが、この一枚に集約されています。
鹿児島市内までは福岡から新幹線で1時間20分前後。種子島はさらに高速船か飛行機での移動が必要なので、こちらは日程に余裕のある方向けです。

秋元真夏『しあわせにしたい』— 沖縄・竹富島
秋元真夏さんの写真集『しあわせにしたい』(2020年)は、沖縄の竹富島で撮影されました。石垣島からフェリーで10分ほどの小さな島で、赤瓦の集落と白砂の道、そして牛車が行き交うのんびりした空気が特徴です。
竹富島の魅力は、島そのものが撮影セットのように美しいこと。開発された観光地とは違い、集落の景観が守られているため、どこを歩いても写真集の中と同じ空気があります。福岡から石垣島までは直行便がある時期もありますが、那覇経由が基本。移動に時間はかかりますが、その分だけ「遠くまで来た」実感の得られる場所です。

樋口日奈『恋人のように』— 沖縄・久米島
樋口日奈さんの写真集『恋人のように』(2022年)のロケ地は、沖縄の久米島でした。那覇から飛行機で30分ほど、フェリーなら3時間強で着く島です。
久米島は「はての浜」と呼ばれる沖合の砂だけの島や、畳石と呼ばれる自然の造形が知られています。宮古島や石垣島に比べると訪れる人が少なく、静かに過ごせるのがこの島の良さ。写真集のタイトルどおり、誰かと2人で来るのに向いた場所と言えるかもしれません。

遠藤さくら『可憐』・賀喜遥香『まっさら』— 沖縄
沖縄で撮影された作品としては、遠藤さくらさんの『可憐』(2023年)と、賀喜遥香さんの1stソロ写真集『まっさら』(2022年)も外せません。『まっさら』は宮古島が中心で、表紙ビジュアルは与那覇前浜ビーチで撮影されました。この2作については、以前の写真集ロケ地【国内編】でも取り上げています。
沖縄は乃木坂46の写真集ロケ地が集中しているエリアです。1回の旅で複数の作品の舞台を回れるのは、ほかの地域にはない強みです。


福岡公演からの旅のつなげ方
現実的なプランに落とすなら、こうなります。
プランA: 福岡 → 宮崎(1泊2日)
公演翌日に高速バスか飛行機で宮崎へ。日南海岸沿いを1日かけて回り、松村さんの写真集の空気を追いかける。福岡起点でもっとも組みやすいコースです。
プランB: 福岡 → 鹿児島(日帰りか1泊)
新幹線で1時間20分。桜島フェリーに乗り、指宿方面で砂蒸し風呂を体験すれば、『希望の方角』の鹿児島パートをそのままたどれます。日帰りでも成立する距離です。
プランC: 沖縄へ(3日以上)
竹富島・久米島・宮古島はいずれも離島への乗り継ぎが必要です。公演のついでではなく、別の機会にしっかり日程を取るほうが満足度が高いでしょう。
いずれのプランも、宿は早めに押さえておくのが安心です。夏休みシーズンの九州・沖縄は観光需要が高く、直前は選択肢が減ります。楽天トラベルで宿を探すで、延泊先の空室を先に確認しておきましょう。真夏の南九州・沖縄は日差しが強いので、Amazonで日焼け止めや帽子、冷感グッズをそろえておくと安心です。
まとめ
- 松村沙友理さん『次、いつ会える?』の宮崎は、2012年のキャンペーンで訪れた地を9年後に再訪した卒業記念作品。
- 北野日奈子さん『希望の方角』は鹿児島の砂蒸し風呂・桜島フェリーに加え、種子島でロケット打ち上げとの2ショットを収録。
- 沖縄には竹富島・久米島・宮古島と複数の写真集ロケ地が点在。1回の旅で複数めぐれます。
福岡公演の帰りをそのまま新幹線で鹿児島へ、あるいは宮崎へ。行き先を1つ決めて、今日のうちに延泊の宿を見ておきましょう。
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