はじめに — 「あの合奏」の舞台は、駅前のアウトレットでした
2024年12月8日に放送された「乃木坂工事中」#492は、37thシングル『歩道橋』のヒット祈願でした。公式の告知にも「想像を超える挑戦に悪戦苦闘」「センター遠藤さくらにヒット祈願史上最大のプレッシャーがのしかかる」と書かれているとおり、歴代のヒット祈願のなかでもかなり特殊な回です。
やったことは、吹奏楽部との合奏本番でした。遠藤さくらさん・梅澤美波さん・筒井あやめさん・小川彩さんの4人が、6日間だけの練習で楽器を仕上げ、人前で『歩道橋』の吹奏楽バージョンを演奏します。遠藤さんがクラリネット、残る3人はマリンバ・ビブラフォン・スネアドラムという打楽器の担当でした。初日に楽譜を渡されてから、仕事の合間やカラオケで個人練習を重ねたと報じられています。本番は新曲の情報が出る6日前でした。
その本番が行われたのが、東京都八王子市の三井アウトレットパーク多摩南大沢にある屋外のステージです。
新宿から乗り換えなしで行けて、入場料も予約もいらない場所です。『歩道橋』にまつわる地点のなかでは、おそらく一番気軽に立てます。
舞台は施設中央の「フェスティバルステージ」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 三井アウトレットパーク 多摩南大沢 |
| 所在地 | 〒192-0364 東京都八王子市南大沢1-600 |
| 電話 | 042-670-5777(受付 10:00〜18:00) |
| 営業時間 | ショップ 10:00〜20:00 |
| 最寄駅 | 京王相模原線「南大沢」駅 徒歩3分 |
この施設は、建物の中に通路が通っているショッピングモールではありません。通りに面して店が並ぶ屋外型のモールです。店から店へ移動するたびに外を歩くので、雨の日と風の強い日は体感がはっきり変わります。
合奏が行われたステージは、施設の中央にあります。1階の屋外で、広さは約29平方メートル。電源と音響・照明の設備が常設されていて、ライブやプロモーションイベントの会場として貸し出されています。施設側の呼び名は「フェスティバルステージ」です。
ここはイベントのたびに組まれる仮設の台ではなく、ふだんから置かれている常設のステージです。だから何もない平日に行っても、あの合奏で立っていた場所がそのまま残っています。周囲には腰を下ろせる休憩スペースがあり、買い物客が普通に休んでいます。
ひとつ正確に書いておきます。公式の告知に撮影場所の記載はなく、施設名を伝えたのは番組を報じた記事のほうです。「野外ステージ」と報じられた場所と、施設が常設しているステージが一致する、という形での推定になります。現地では案内図で「フェスティバルステージ」を探してください。
南大沢までの行き方
京王線の新宿駅から、京王相模原線の南大沢駅まで乗り換えなしで着きます。
| 列車 | 新宿からの所要時間 |
|---|---|
| 特急(日中) | 約36分 |
| 京王ライナー(夕方以降・座席指定) | 31〜34分 |
| 急行(朝) | 40〜42分 |
| 各停 | 54分以上 |
運賃はICカードで388円、きっぷで390円です。日中に行くなら特急だけを狙えば足ります。
相模原線直通の特急は調布から先も同じ列車で走り続けるので、乗り換えを気にする必要がありません。
南大沢駅からは徒歩3分です。駅を出てすぐなので、地図を見ながら歩く区間はほとんどありません。半日で帰るつもりなら、新宿を昼前に出て、夕方には戻れる距離感です。
南大沢は京王堀之内の次の駅で、終点の橋本までは残り1駅です。つまり相模原線の終点に近い位置にあります。特急の停車駅なので本数で困ることはありませんが、休日の夕方は橋本方面から戻る人と帰りが重なります。座って帰りたい日は、15時台までに引き上げるか、京王ライナーの時間に合わせてください。
雨と風の日は、予定を組み替えてください
屋外型のモールなので、この施設は天気の影響をまともに受けます。店の中に入れば雨はしのげますが、店から店への移動はすべて外です。ステージも屋外で、まわりの休憩スペースにも屋根はありません。
雨の日に行くと、写真を撮って1周するだけで切り上げることになります。ステージを見ることが目的なら、天気予報を見てから日を決める価値があります。
10月後半は、日が落ちると一気に体感が下がる時期です。閉店は20時なので、夕方以降に行く計画だと、暗くて寒い屋外を歩く時間が長くなります。写真を撮るつもりなら午前から昼のあいだに着くほうが、光の条件も人の数も有利です。
屋外型モールで荷物をどうするか
紙袋を1つにまとめる
アウトレットなので、ステージを見に来たついでに買い物が増えます。1店あたりの点数が多くなりがちで、紙袋が3つ4つになると、ステージの前で写真を撮るのもおっくうになります。屋外を歩いて移動する構造なので、手がふさがっているほど移動が遅くなります。
私は巡礼のときも、畳める大きめのバッグを1枚だけ荷物に入れておくようにしています。マーナのShupattoは両端を引くだけで一瞬で畳める形で、Mサイズは15L。小さな紙袋をまとめて放り込むのにちょうどいい容量です。
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ベンチに荷物を置かずに済ませる
ステージ周りの休憩スペースもフードコートも、休日の午後は席が埋まります。運よく座れても、屋外のベンチやテーブルには荷物を掛けるフックがありません。紙袋を地面に置くと、雨上がりの日は底が濡れます。
Clipaは、テーブルの縁やベンチの背に引っ掛けて使うバッグハンガーです。耐荷重15kgなので、増えた紙袋をまとめて1か所に預けられます。 折り畳むと手のひらに収まるので、持ち歩きの負担にもなりません。
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半日で組むなら、この順番
ステージを見るだけなら15分で終わります。そこで終わらせないために、施設の開く時間に合わせて組むのがおすすめです。
| 時刻 | 動き |
|---|---|
| 10:00 | 南大沢駅着。改札を出て施設へ。開店直後はステージ前がすいています。 |
| 10:15 | フェスティバルステージを見る。案内図でステージの位置を確認。 |
| 11:00 | 店を回る。屋外を歩くので、上着は脱ぎ着しやすいものがよいです。 |
| 12:30 | フードコートで昼。休日は12時台から席が埋まります。 |
| 14:00 | 南大沢駅から新宿へ。特急で約36分。 |
イベントが入っている日は、ステージが完全に塞がれて近寄れません。公式サイトのイベント情報で当日の予定を見てから出るほうが確実です。ステージそのものを見たいなら、イベントのない平日が一番いい日です。
ここに立つと、何が分かるのか
正直なところ、ステージ自体は特別な造りではありません。買い物客が行き交う通りの真ん中に、小さな台があるだけです。
それでも行く意味はあります。この企画でメンバーがやったのは、6日間の練習で楽器を仕上げ、通行人がいる場所で演奏するということでした。コンサートホールではありません。立ち止まる人もいれば、通り過ぎる人もいる場所です。緊張の質が、ステージの上とは別物だったはずです。
現地に立つと、そのスケール感が体で分かります。客席とステージの距離がとても近い。観客との間に何もありません。映像で見た「大きな挑戦」が、実はこれだけの広さの場所で起きていたと知ることが、この巡礼のいちばんの収穫です。
ついでに言うと、この施設は入場無料で予約も要りません。遠征の予定が詰まっている時期でも、半日あれば行って帰れます。聖地巡礼のハードルとしては、かなり低いほうです。
『歩道橋』の他の場所とつなげる
『歩道橋』は湾岸の橋で撮られた曲で、ロケ地とヒット祈願の場所はまったく別です。両方まとめて回ろうとすると移動だけで1日が終わるので、別の日に分けるほうが現実的です。
- 『歩道橋』ロケ地|湾岸の橋を1日で巡る — MVの橋を順番に回る1日コース
- 『歩道橋』ロケ地 後編|富士見橋と角乗り橋 — 前編で回りきれなかった2本
- 『歩道橋』初披露の高架遊歩道|海浜幕張 — 幕張メッセ遠征と同じ日に寄れる場所
現地でのマナー・注意
- ステージの上には登らないでください。イベント設備が常設されています。
- 他のお客さんが写り込む角度での撮影は避け、店内では店の指示に従ってください。
- 施設は買い物客の場所です。長時間ステージ前を占有しないようにしましょう。
まとめ
- 合奏本番の舞台は三井アウトレットパーク多摩南大沢、1階中央の屋外ステージです。
- 新宿から京王相模原線の特急で約36分、乗り換えなし。駅から徒歩3分で着きます。
- ステージは常設なので、イベントのない平日がいちばん見やすい日です。
- 屋外型のモールなので、紙袋が増える前提で畳めるバッグを1枚持っていってください。
- 合奏相手の高校は訪問先ではありません。見に行くのは施設と駅前だけにしてください。
この記事を書いた人
てんこ盛男(NOGITABI ONLINE 編集長・乃木坂46好きの中の人)
乃木坂46を結成時から応援してきたライブ遠征と聖地巡礼を趣味にしています。

