はじめに
乃木坂46 32ndシングル『人は夢を二度見る』のロケ地の中で、確実な場所として熱海を紹介します。
久保史緒里さんと山下美月さんのWセンター曲、監督は丸山健志さん。
2023年3月29日発売のこの曲の映像は、複数の場所で撮られています。
そのなかで、施設側が自ら公式サイトで「ロケ地になった」と告知している場所が1つあります。
MOA美術館(静岡県熱海市)です。
しかもこの美術館は、撮影に使われた館内の場所を4か所、具体的に公表しています。
ファンサイト発の推測ではありません。ロケ地巡礼の素材としては、これ以上ない条件がそろっています。
そして、ここは入館料だけで4か所すべてに立てます。
この記事は、その4か所を回る順路と、熱海に1泊して帰るまでの手順を書ききります。
MOA美術館 — 入館料1つで、4カット回収できる
この記事のメインの聖地巡礼スポットです。
MOA美術館の公式サイトに、「乃木坂46 32ndシングル『人は夢を二度見る』Music Videoのロケ地になりました。」という告知が出ています。そして、撮影場所として館内の4か所が具体的に列挙されています。
| 撮影箇所 | 見どころ |
|---|---|
| 円形ホール | 万華鏡の映像が投影される、天井の高い空間 |
| エスカレーター | 山の斜面を貫く長いトンネル状のエスカレーター |
| メインロビー | 相模灘を見下ろす大きなガラス面 |
| 能楽堂 | 館内にある本格的な能舞台 |
この4か所は、すべて入館すれば見られます。
特別な許可も、追加料金も要りません。ロケ地巡礼で、これほど回収率の高い場所はそう多くありません。
入館料で、MVの4カットぶんの場所に立てます。
開館時間・料金・アクセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30〜16:30(入館は16:00まで) |
| 休館日 | 木曜(祝休日の場合は開館)/展示替え日など |
| 観覧料 | 一般 2,000円/高大生 1,400円/中学生以下無料 |
| アクセス | JR熱海駅からバスで約7分(MOA美術館行き) |
木曜が休館です。間違えないでください。
熱海に泊まる日程を組むとき、MOA美術館を見る日が木曜にならないようにしてください。
展示替えによる臨時休館もあるので、出発前に公式サイトの開館カレンダーを必ず確認してください。
そして、入館は16:00までです。16:30閉館ではなく、16:00入館締切です。
ここを1時間勘違いすると、その日はもう入れません。
回る順番
エスカレーターを、急がないでください。
MOA美術館は山の斜面に建っていて、入口から展示室までを長いトンネル状のエスカレーターで上がります。
これ自体が、MVの撮影場所の1つです。
多くの方が「展示室へ向かう通路」として素通りしますが、ここは目的地です。
回る順番は、建物の構造に素直に従うのがいちばん効率的です。
- エスカレーター — 入口から上がる途中。ここに最初の時間を使う。
- 円形ホール — エスカレーターを上りきったところ。万華鏡の映像が投影される。
- メインロビー — 円形ホールの先。相模灘が見下ろせる大きなガラス面。
- 能楽堂 — 館内の別区画。受付で場所を確認してから向かうのが確実。
1と2は、ひと続きの体験です。ここに最初の10分を使ってください。上がりながら振り返る動作を、急がずにやる。それだけで、映像で見た空間の高さが体でわかります。
そのあとメインロビーで海を見て、最後に能楽堂へ。
能楽堂は動線から少し外れた位置にあるので、順路の最後に回すと取りこぼしません。
持っていくと、密度が変わるもの
MOA美術館は、工芸品のコレクションが強い美術館です。
そして、ガラスケース越しの工芸品は、肉眼だと絵付けの細部がどうしても見えません。
顔を近づけても、ケースのガラスがあるので限界があります。
美術鑑賞用の単眼鏡を1つ持つだけで、滞在時間の密度がまったく変わります。
4倍あれば、蒔絵の線や釉薬の流れまで見えます。ロケ地として4か所を回りながら、美術品を鑑賞する。
それができると、2,000円の見え方が変わります。
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なぜ、日帰りにしないのか
熱海は、東海道新幹線「こだま」「ひかり」の停車駅です。東京から40〜50分です。
つまり、泊まっても帰りが楽です。
温泉地に泊まると、翌日の帰りが長くなる——これが、1泊を諦める最大の理由になります。
熱海には、それがありません。朝に宿を出て、駅で新幹線に乗れば、昼前には東京に着きます。
そのうえで、熱海に泊まる理由が3つあります。
- 理由① — MOA美術館の入館締切が16:00。日帰りだと、逆算して駆け足になります。
- 理由② — 熱海は坂の町です。荷物を持って歩くと、それだけで体力を使います。宿に置いてから動くべきです。
- 理由③ — 泊まれば、美術館を「翌朝」に回す選択肢が生まれます。開館は9:30。午前のMOA美術館は、午後よりも人が少なく、エスカレーターも落ち着いて上がれます。
新幹線と宿をまとめる
東京から40〜50分で着いて、帰りも新幹線1本。
この区間は、新幹線と宿をまとめて取ると総額を先に固定できます。
熱海は週末と連休で宿の価格が動くので、早めに押さえるほど有利です。
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熱海で泊まる
熱海は宿の数が多い町です。そのぶん、価格の幅が極端です。
ここでは、1泊2食つきで1名1万円を切る線で2軒に絞りました。温泉に何度も入って、夕食はバイキング。
温泉地ならではの醍醐味を、2万円以下で提示できる価格帯です。
① 熱海温泉 ホテル大野屋
選んだ決め手は、送迎です。
JR熱海駅から無料の送迎(巡回バス)があります。
熱海は坂の町です。宿の徒歩分数が、そのまま満足度を決めます。
キャリーケースを持って坂を上がった経験がある方なら、この1点の重みがわかると思います。
そして、風呂です。
- 300名収容の巨大なローマ風呂が名物です。
- 相模湾を望む露天風呂。
- 24時間利用できる貸切風呂。
- 館内の温泉施設は、合わせて10か所。
夕食は約80種のバイキング、ドリンクも約30種。
- 料金: 1泊2食つき 2名1室 1万円台後半〜2万円前後(1名あたり8,000〜9,000円前後)※時期によります。
MOA美術館を16時まで見て、送迎バスで宿に入り、日が落ちてからローマ風呂。
この1日の終わり方のために、この宿を主役にしました。
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飲み放題つきのバイキングプランは、条件(時間制など)が設定されています。
その詳細は、楽天トラベル側のプラン説明のほうが詳しく書かれています。
② 同価格帯のもう1軒 — 熱海ニューフジヤホテル
熱海駅から徒歩約15分。
- 朝食:約50品目の和洋バイキング
- 夕食:バイキング(食事時間90分制)
- 料金:1泊2食つき 2名1室 1万円台後半〜2万円前後(1名あたり8,000円前後)※時期によります。
- チェックイン:15:00〜17:30/チェックアウト11:00
ここに、重要な注意があります。チェックインの最終が17:30です。
MOA美術館を16:00ぎりぎりに入って、閉館の16:30まで見て、バスで熱海駅に戻る。
この行程だと、17:30に間に合わない可能性があります。
この宿を取るなら、美術館に行く前に荷物を預けてください。
チェックイン開始前でも、荷物だけなら預かってもらえるのが一般的です。
先に宿へ寄ってから、バスでMOA美術館へ向かう。この順番にしてください。
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2軒の比べ方
| 宿 | 熱海駅から | 2名1室あたり目安 | 決め手 |
|---|---|---|---|
| ホテル大野屋 | 無料送迎あり | 1万円台後半〜2万円前後 | 温泉施設10か所。 坂を歩かなくていい。 |
| 熱海ニューフジヤホテル | 徒歩約15分 | 1万円台後半〜2万円前後 | 夕朝ともバイキング。チェックイン最終17:30 |
美術館を夕方まで見るなら、大野屋。送迎がある分、時間の読みが楽になります。
1泊2日を、どちらの型で組むか
MOA美術館を「初日の午後」に入れるか、「2日目の午前」に入れるか。
この記事の行程は、実質そこだけで決まります。
| 項目 | 型A: 初日の午後にMOA | 型B: 2日目の午前にMOA |
|---|---|---|
| 初日 | 昼に熱海着 → 宿に荷物 → MOA美術館 → 温泉 | 昼に熱海着 → 宿へ早めに入る → 海沿いを歩く → 温泉 |
| 2日目 | 朝風呂 → 熱海駅周辺 → 昼前の新幹線 | 9:30開館と同時にMOA → 昼過ぎの新幹線 |
| 向いている人 | 2日目を早く切り上げて帰りたい | 混雑を避けて、館内をゆっくり見たい |
| 注意 | 入館16:00締切に間に合う便で行く | チェックアウト後の荷物預かりを宿に確認 |
どちらの型でも、木曜は避けてください。休館日に当たると、この旅の目的そのものが消えます。
もう1か所、東京にもあります
『人は夢を二度見る』には、新宿ゴールデン街で撮られたとされるカットもあります。
ただし、こちらはファンサイトを中心とした情報で、施設や自治体の公式な裏付けは取れていません。 この記事では「そういう情報がある」以上には書きません。
この曲は、1曲で複数の都県にまたがって撮られています。 相模灘を見下ろす山の上の美術館と、新宿の路地。その振れ幅そのものが、この曲の映像の性格だと思います。
そして、確実に立てるのは熱海のほうです。公式が場所まで公表してくれている——巡礼者にとって、これ以上ありがたい条件はありません。
2泊3日のモデル動線
| 日 | 時間 | 行動 |
|---|---|---|
| 1日目 | 午前 | 東京 → 東海道新幹線(40〜50分)→ 熱海 |
| 昼 | 宿に荷物を預ける(ニューフジヤ泊なら必須) | |
| 午後 | 熱海駅からバス約7分 → MOA美術館(入館16:00まで/木曜休館) | |
| 夕方 | 宿へ。大野屋なら熱海駅から無料送迎 | |
| 夜 | 温泉。夕食バイキング。 | |
| 2日目 | 朝 | 朝風呂 → 朝食 |
| 午前 | 熱海駅周辺を歩く → 昼前の新幹線で東京へ |
型Bにする場合は、2日目の午前をMOA美術館(9:30開館)に差し替え、帰りを昼過ぎの便にしてください。
現地でのマナー・注意
- 館内の撮影可否は展示室ごとに異なります。館内表示と係の方の指示に従ってください。
- 円形ホールやエスカレーターは通路でもあります。立ち止まる時間は短く、他の来館者の動線をふさがないこと。
- メンバーの写真・公式画像を、現地で掲示したり撮影に使ったりしないでください。
まとめ
- 公式に裏取りできるロケ地は、熱海のMOA美術館。館内4か所(円形ホール・エスカレーター・メインロビー・能楽堂)が公表されています。
- 入館すれば4か所すべてに立てます。エスカレーターは通路ではなく、目的地として時間を取ってください。
- 木曜休館、入館は16:00まで。まずここで日程を決めてから、宿を取ってください。
- 主役の宿はホテル大野屋。 熱海駅から無料送迎、温泉施設10か所、1名8,000円台〜。ニューフジヤホテルはチェックイン最終17:30に注意。
- 熱海は新幹線の停車駅で、東京から40〜50分。泊まっても帰りが楽です。
※開館日・料金・ダイヤは、必ず各施設の公式情報でご確認ください。
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